音楽

ブランドン・コールマン『セルフ・トート』

完全に“ジャケ買い”したアルバムです。ブランドン・コールマン『セルフ・トート』。 アナログシンセに囲まれて、素敵な笑顔で弾いている……このジャケットだけで買おうと思いました。実際に聴いてみて……ジャズというのかな、ソウルというのかな、いろいろ詰ま…

Daughter - "Shallows" (Live @ Air Studios)

YouTubeを観ていて気になったのでメモ。 UKロックバンド・DaughterがAir Studiosで演奏を行った「Shallows」という曲の動画です。僕は、こういう憂いのあるような女声とエレキギターが絡む感じが好きなのですが、それはともかく。 この曲の途中で、グロッケ…

花澤香菜「透明な女の子」を聴いて

僕にとって2015年は、花澤香菜さんの歌声を聞き、そして研究対象として考える……という1年でした。 いやあ、充実していました!ご縁があって、日本武道館での公演を鑑賞し、名古屋公演も鑑賞し、歌声をライブで楽しむことができてよかったです。 そして、研…

Underworldの新譜を楽しみに

かなり久々のブログの更新です。この間、論文も書いたり、読書もしたり、音楽も聴いたり……と、いろんなことをしてきてはいるのですが、自分の言葉でそれらの経験を整理していくということをしないと、ただ漫然と時間ばかりが過ぎていくような気がして。 だか…

【告知】昭和文学会・学会発表「特集 声と再現性」

告知が遅くなってしまいましたが、告知です。僕が所属している昭和文学会の研究集会で、発表することになりました。昭和文学会 2015(平成27)年度 第56回研究集会【特集 声と再現性】 ■日時:5月9日(土) 午後2時より ■会場:膻浜国立大学 教育人間科学部…

「不思議な視点」で「不思議なもの」を見つけたい

拙著『戦後日本の聴覚文化』(2013年)を出した青弓社さんのHPにある「原稿の余白に」という連載コーナーに、人生初のエッセイを寄稿しました。 「不思議な視点」で「不思議なもの」を見つけたい --------『戦後日本の聴覚文化』を書いて http://www.seikyus…

AONAMI Fiction 「Limitless」

今朝、初音ミクが歌う自作曲を、動画投稿サイトに投稿しました。 AONAMI Fiction 「Limitless」 です。この詞と曲は、かなり昔(本当に昔です)に作ったものなのですが、それをアレンジし直して、形にしたものです。 以前は、エレキギター的な音を足していた…

『戦後日本の聴覚文化』

9月20日は、ほっちゃんこと堀江由衣さんの誕生日でしたが、同時にもう一つ、記念すべき日でした。 僕の初の単著が、店頭に置かれたであろう日なのです。 タイトルは、『戦後日本の聴覚文化 音楽・物語・身体』(青弓社)実際には、19日以降に書店に並び始め…

IAが歌う、Pastel Merry Tune

というわけで、今回はじめてニコニコ動画に自作曲を投稿してみました。【IA・初音ミク】Pastel Merry Tune(AONAMI Fiction)【オリジナル】.mp4 http://www.nicovideo.jp/watch/sm21453524?zeromypage_nicorepo実は、別の名義でYou Tubeに投稿したこともあ…

petit milady

楽しみなニュースです。声優の悠木碧さん(鹿目まどか役など)と竹達彩奈さん(中野梓役など)が「petit milady(プチミレディ)」というユニットを組んで、5月15日にシングルを出すそうじゃないですか!誰が曲を作るんだろう……。いずれにせよ、楽しみで…

花澤香菜『claire』を聴いて

今日(というか昨日だ)は個人的にはシビアな一日でした。 妻と子ども2人(つまり3人)が胃腸炎に罹り、元気な大人が僕だけということで、今日は仕事を休み(そのため他の先生に迷惑をかけてしまった)、病院行ったり、病院行ったり、買い物行ったり、ご飯…

WORLD'S END SUPERNOVA

今朝も早起きをして、録画してあった映像を見ました。 NHK BSプレミアムの「音楽熱帯夜」の、くるりのライブ(日本武道館)です。バンドを結成して15年経つんですかね。その間、メンバーも入れ替わったりして。 このライブ映像を見て、バンドの音楽を聴くっ…

『MARQUEE』と『思想』

昨日買った本。というか、雑誌。・『MARQUEE』VOL.95 ・『思想』第1066号『MARQUEE』はご存知のとおり、音楽雑誌です。お目当ては、花澤香菜特集。 今度アルバムが出るんですが、そこに参加した北川勝利さん、ミトさん、沖井礼二さんの鼎談が読みたかっ…

シューゲイザーに恋をして

僕はパソコンを使って音楽を作っています。 Logic Proというソフトを使っています。 10年以上前、まだ僕が大学生の頃は、Fostexの4tr MTRで「宅録」をしていました。 その頃に比べれば、無限トラックで高音質録音、コピペも簡単……と、ずいぶん便利な世の中…

人格的に悲しいタイプの人の音楽をどう捉えるか(捉えたか)という問題

今日Twitterで、友人と結構重要なやりとりをしたのですが、自分なりに考えたこともあり、ここで整理してみたいと思います。 Twitter上で整理してもいいのですが、TLを結構埋めてしまいそうなので、自粛ね。まず、Cというイニシャルの音楽ユニットの中心人物…

MInt! Mint! Synthesizer feat.初音ミク「Cream Soda」

とりあえず、情報の頭出しをここで行います。かねてより僕は、初音ミクを使った楽曲制作を行っていたのですが、大学の授業で流したり、ごく近しい知人には聴かせたりしたこともありましたが、これまでネットに投稿したことはありませんでした。しかし、いろ…

声優さんという求心力 その2

昨日書いた内容の続きです。声優さんの人気が高まったのは今に始まったわけではないですし、声優さんのビジュアル面が多くのファンを惹きつける魅力になっていることは、わざわざ僕が言うまでもないことです。そもそも、アメリカでMTVが登場し、音楽ソフ…

声優さんという求心力

最近、声優さんたちの歌う曲のCDを幾つか購入しました。 ちなみに、僕が購入したのは、 ・花澤香菜『Silent Snow』(シングル) ・竹達彩奈『時空ツアーズ』(シングル) ・戸松遥『Sunny Side Story』(アルバム)という3つです。 戸松さんのは、最近観…

『アルテス』Vol.2(2012 Spring)

ちょっと古い雑誌になるのですが、昨日、新年会に行く前に書店で、 『アルテス』Vol.2 (2012 Spring)、アルテスパブリッシング、2012年4月というものを買いました。特集は「アップルと音楽」です。 自分自身、Macユーザーだし、iPhoneも、iPod Touchも、iP…

Boom Boom Satellites がんばれ!

ちょっと前に、このブログでLAMAについて言及したことがあると思うんだけど、 ( http://d.hatena.ne.jp/toyonaga_ma/20121214/1355457950 ) そのときにBoom Boom Satellitesのことを引き合いに出してて、それ以来ちょっと気になって、再び聞き始めたんだけ…

昨年末のレコード大賞で

昨年末は自分の体調絶不調もあり、子どもたちの体調も芳しくなかったこともあり、あまりテレビも観られなかったかな。 とは言え、ダウンタウンの「笑ってはいけない〜」は見ていたし、レコード大賞も少し観てしまったわけで。 そのレコード大賞について。大…

LAMA『Modanoca』

久しぶりに音楽の話です。 LAMAの新譜(アルバム)が出ました。『Modanoca』! 言うまでもなく、聴きまくっています。シンセサイザーの音が好きで、打ち込みが好きで……という僕にとっては、いわゆる「ロック」はあまり得意ではありません。 一時期のBoom Boo…

広瀬正浩「昭和文学と音楽」

久々のブログ更新です。 さて、昭和文学会の機関誌『昭和文学研究』第65集(2012年9月)に、研究動向「昭和文学と音楽」を寄稿しました。昭和期に生まれた文学作品と音楽との関係を対象とした文学研究/批評について紹介する、という趣旨の文章です。本文に…

「けいおん!」シンポジウム  男なんていらない!?

この穏やかならざるタイトルに、目を(心を)奪われた人もいるのだろうか。毎年開催されている「あいち国際女性映画祭」において、「映画祭初のメジャーアニメを上映し、若者たちのジェンダー認識について議論します」というイベントが行われます。 それが………

前山田健一が、続く

2012年6月20日のブログの記事で、Mさんから借りた前山田健一(ヒャダイン)の情熱大陸の録画を見て、それなりに感じるところがあったんだけど、また今度、彼を特集する番組が見られそうです。NHK Eテレの「Rの法則」の7月3日(火)放送で、WORLD ORDERと一…

前山田健一の情熱大陸

今日の早朝(午前4時頃)、学生のMさんから借りた、前山田健一(ヒャダイン)の情熱大陸を録画したものを、眠い目をこすって見ました。ヒャダインって、Cubaseユーザーで、手弾きで曲作っていたのね。 小さい頃からピアノの英才教育を受けていたのか……。小…

絵師、獲得!

常々、Vocaloidを使って曲作りをしてきたわけですが、絵師と出会うことがなかったため、動画投稿サイトにアップロードする機会を得ることができませんでした。......いや、別にアップしても良かったんですけどね。しかし、今日、絵を描いてくれるという人を…

広瀬正浩「初音ミクとの接触」

広瀬正浩「初音ミクとの接触 “電子の歌姫”の身体と声の現前」 (『言語と表現ー研究論集ー』第9号、2012年3月、椙山女学園大学国際コミュニケーション学部)3月に発表し、4月初旬に抜き刷りができていたんだけど、その抜き刷りをようやく発送できるように…

『MUSIC MAGAZINE』2012年3月 特集・岡村靖幸

岡村靖幸のことについては以前もこのブログで取り上げたこともあったが、 高校時代の僕が好きだった(そして今でも好きな)アーチストの一人です。 その靖幸の特集が、雑誌『MUSIC MAGAZINE』で組まれた。普段僕はこの雑誌を買うことはないのだが、研究する…

研究会での発表

昨日は、仲間内でやっている身体論の研究会で発表をしてきました。自分がこれまで書いてきた論文や喋ってきた話題をまとめてそれを紹介するというものでしたが、僕自身の詰めの甘さも原因の一つだったとは言え、多くの意見が飛び交う活発な議論が行われまし…