それぞれの2011年

昨日は、岡村靖幸のことを書いていたんだけど、僕は中学高校時代、松岡英明の楽曲も好んで聴いていました。

松岡英明……通称「松BOW」(書き方これでいいんだっけ?)。主に女性ファンが多かったんじゃないかなと思うのですが、「Catch」とか「Kiss Kiss」とか、遡るけど「Vision Of Boys」とか、男の僕でもかっこいいなあと思う曲がいっぱいでした。とにかくファンタスティックだったわけです。
松岡英明が「ファンタジー」で、岡村靖幸が「妄想」。どちらも僕にとっては大切な養分でした。
ついでに書いてしまえば、BUCK-TICKも好きだったんだけど(当時あまり公言してなかった)、BUCK-TICKは「ナイトメア」。PSY・Sも好きで、こちらは「ドリーム」。どれもすごく大切。

当時の松岡英明はルックス的には王子様みたいな感じだったので、田舎の中高生である僕がそれを真似するというのはとてもじゃないけど、叶いませんでした。岡村靖幸のルックスを真似ることはそれ以上に出来ないし、その後好きになったソフトバレエのルックスを真似ることはもっと出来なかったけれど。

で、思い出して、彼は今頃どうしてるんだろうと思い、ネットで調べてみたところ、「今年いっぱいでアーティスト活動封印」!?

彼のブログによると、やっぱり「3.11」を通じて絆というものの大切さや家族を大切にすることの大切さを強く感じるようになり、地に足をつけた人間になろうと考え、そのために一度リセットしようということのようです。
ブログの文面からは、すごく誠実な気持ちが伝わってきました。

うん、僕は全面的に、松岡英明を支持する!

僕ごときが「支持する」だなんて、少しおこがましいけれど、でも、自分の暗黒の高校時代に光を射し込んでくれた存在を、いつまでも感謝して応援していきたい。