昨日はゼミでした。川上弘美「星の光は昔の光」と村上春樹「かえるくん、東京を救う」についての、２名の学生による発表。
「えび男くん」を「異形」とするのは、確かに変です。でも、彼が大人と子どもの境界上にある存在、と捉えれば、他の短編に出てくる「異形」との関係性も出てくるのかな。
地震と精神世界をつなげる村上作品。村上春樹はやっぱどっかで、地震を「人災・天罰」と位置づける想像力を共有しているのかな。
それにしても「えび男くん」に「かえるくん」って……。
次回は、第１回目の学生発表の最終週。川上弘美「神様」「草上の昼食」と、村上春樹「アイロンのある風景」です。
ダブルＳさん、がんばってね。
