楳図かずお、語る。

朝日新聞の朝刊の文化欄で「過去からの予言」という特集があるのですが、その2011年8月23日付の紙面に、楳図かずおへのインタビュー記事が載っていました。
1972年の「漂流教室」も、今度の震災との絡みで位置づけられているわけですが、僕としてはやはり当時のコンテクスト(光化学スモッグなどの公害の問題化)に照らし合わせて読んだ方がリアリティあるけどなあ。
科学技術の行き過ぎによる「闇」の顕在化とそれへの恐怖。その「闇」が問題化されるとき、多くの場合、それは外部の視点から行われるわけですが、僕は自分自身の問題としてその「闇」を見つめていたい。