絶望的 その2

昨日の3年ゼミでのことだ。

学生の皆さんが「新入生の研修のときの先生の余興が見たい」と言ってくれたので、調子に乗って、ユーミンの「やさしさに包まれたなら」の初音ミクとのデュエットを実演したわけですよ。

ところが、スマホで動画を撮るということで、みんなカメラを向けたので、ちょっと緊張しちゃって、押すべきボタンを押さずに、演奏としてはボロボロだったわけですよ。

みんなはそういう演奏のミスとかに気づかなかったかもしれないけど、とても恥ずかしいものを聞かせてしまったという気持ちでいっぱいなわけですよ。

僕としては、学生の前でミクとデュエットすることは別に恥ずかしくない。
演奏を間違えて、「広瀬の曲作りってこんなものね」と思われてしまっているのではないかということが、とても恥ずかしい。

ああ、絶望的だ。

可能であるならば、リベンジの機会を。でもまずは、僕の中でも完成度の高いものをみんなに聞かせたい。

日曜大工ならぬ、日曜音楽家の僕の切なる願いです。