広瀬正浩「初音ミクとの接触」

広瀬正浩「初音ミクとの接触  “電子の歌姫”の身体と声の現前」
(『言語と表現ー研究論集ー』第9号、2012年3月、椙山女学園大学国際コミュニケーション学部)

3月に発表し、4月初旬に抜き刷りができていたんだけど、その抜き刷りをようやく発送できるようになりました。発送が遅くなったのは自分自身の怠惰のせいです。
東海支部のシンポでお世話になった研究者や、「広瀬ってやっぱりこっち系の人だったのね」ということを改めて認識しておいていただきたい研究者に送ることにしました。
もらってくださった方、どうぞご笑納ください。

内容は、2010年のミクの日感謝祭のコンサートにおけるミクと観客との関係性をどう理解すれば良いのか、という問題を中心に、音声的な電子メディアを介したコミュニケーションが、「いま・ここ」をバージョンアップさせたものになっていく、というSFなお話。
論文というより、妄言に近いかも。
理論的にも未熟なところがたくさんあるし、「表象」というものについての僕の理解が偏っているかもしれないので異論反論もいろいろ出るかもしれない。
でも、そうした指摘をいただいて勉強していくものなので、もし何かご意見やご感想があれば、ぜひ僕にお聞かせください。

どうぞよろしくお願いします。