『PSYCHO-PASS サイコパス』第1話を見ての感想

脚本が虚淵玄で、制作がProduction I.Gということで、「絶対注目しなきゃ」と思っていたこのアニメ。
雑誌『TV Bros.』9.22-10.12で、このアニメが特集されていて、そこで初めて「総監督 本広克行」ということを知り、「……えっ」と思った次第。
この人って、フジテレビのドラマの人だよね?
少し心配(?)しつつ、第1話を見てみました。

人間の精神状態や性格が数値化され、機械(というか銃)によって犯罪係数が割り出され、「処分」対象かどうかが判断される、そういう管理社会的な近未来の物語。
追われる犯罪者も、それを追う刑事の側も、ともに犯罪係数が高いという設定。
とても魅力的です。
とても魅力的なのですが、僕の中でどうしても躓いてしまう点が。

主人公的な存在である「常守朱(つねもり・あかね)」が、ちょっと……。

彼女は新米の監視官で、警察学校では優秀な成績を収めつつも現場には不慣れで、自分の正義感を貫こうとして失敗し周囲(ベテランの男性たち)に迷惑をかける……。

こういうヒロイン像って、これまでTVドラマでさんざん見てきたんですけど。
女性蔑視的だし、それ以前に、ありきたりじゃないですか?
……どこまで本広さんのカラーが出てるのか、どこまでフジテレビらしさが出てるのか、そんなことは僕にわかるはずもないのだけれど。
でもねえ、見飽きてるんだけど。

無論、これは「第1話」です。
まどマギ』のときがそうだったように、予想外の展開が待っているんだ、きっと。

これは期待です!