『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』を観て

引き続き、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』についてです。
まだ上映中の作品ですし、あんまり中身に立ち入るべきではないですよね。
いわゆるネタバレを避けないとね。

前回の「破」で綾波を助け出したシンジだったわけですが、そのこと自体が「セカイ系」(君と僕の関係が世界の存否に直結する)の物語であったということが、今回の「Q」で規定されました。
そして、シンジは〈意図せずに自分がしでかしてしまったこと〉に対してどう責任を負うことができるのかを意識させられます。自分には身に覚えのないことで、様々な人々(他者)の願望を引き受けていかなければならない。
ちょっと物語のレベルがシフトチェンジしましたね。

カヲルとシンジの会話。目を閉じて音声だけを聞いたら、どれだけでも妄想が膨らんでいきそうな、「ネタ」になってしまいそうな可能性を潜めてますね。

最後に紅い大地を歩いて行く3人。希望を感じます。
前回の劇場版の「気持ち悪い」にも希望を感じた僕が言うのも何ですが……。

これだけ読んでも何が言いたいのか分からない文章ですが、今書けるのはこんな程度です。すいません。