アニメ・マンガ研究支援プロジェクト、初回ミーティング

昨日の活動の報告(その1)。

僕が勤めている椙山女学園大学の国際コミュニケーション学部で、複数の教員といっしょに、今年度から「アニメ・マンガ研究支援プロジェクト」なるものを立ち上げました。
アニメやマンガについて考えてみたい、研究してみたい、という学生の潜在的ニーズがあるから、それに応えようということで立ち上げたものです。

昨日(5月11日)はその最初のイベントで「アニメ・マンガ研究ミーティング」を開催しました。
テーマは「アニメ・マンガ研究の第一歩」。
今までの卒業生たちが卒論でどんなアニメ・マンガ研究をおこなってきたかを紹介しながら、これから研究をしてみたいと考えている学生たちが今後どんなことに取り組むといいのかという課題を確認し合う、そんな会でした。

宣伝は、時には派手に、時には地味におこなってきたのですが、当初のこちらの予想を超え、4学年で50人の学生が集まってくれました。
率直に言って、嬉しかったです!

僕も演習などで『魔法少女まどか☆マギカ』とか『魔女の宅急便』とか『東京ゴッドファーザーズ』などを取り上げるし、個人的にもマンガ『20世紀少年』や初音ミクについて論文も書いたりしているから、アニメ・マンガという表現には深く関わっているつもりなんですが、「アニメ・マンガについて研究したい」という熱意を持った学生を目の当たりにして、「よし、バックアップするぞ」という気持ちを改めて強く持ちました。

ただ、こちらの宣伝の仕方がわかりにくかったのか、「詳しい知識がないとイベントに参加してもついていけないのでは」と心配して参加を躊躇した学生も何人かいる、ということを聞き、ちょっと反省しています。
このプロジェクトは「研究支援」と謳っていることもあり、「研究したい」という気持ちをもっている人に向けていますが、「研究」という大袈裟なものでなくても、「ちょっと考えてみようかな」という学生にも開いているつもりなので、ぜひ、知識の有無に関係なく、関心を持ってくれているなら参加してみてください。

7月7日(土)あたりに、シンポジウムもやろうと思っています(まだ予定の段階)。
また詳細が決定したら案内を出すので、ぜひ奮ってご参加ください。