オープンキャンパスでの模擬授業

今日は「海の日」でしたが、本務校である椙山女学園大学ではオープンキャンパスがありました。

僕は模擬授業を担当しまして、「『魔法少女まどか☆マギカ』研究の第一歩」というタイトルの授業をしました。
教室一杯の受講者がいて、結構気合いが入りました。

授業の内容上、『まどマギ』のあらすじに立ち入らなければならず、受講者の4分の1ぐらいを占めた未見の方には申し訳なかったです。
でも、僕の授業の本筋は『まどマギ』のあらすじを追うことではなく、アニメとかマンガとか小説とかの「フィクション」を「研究」するということはどういうことなのかを考えてもらうという点にありました。

研究の要素を(1)客観性、(2)論理性、(3)他の問題との関連性、の3つに絞り、特に(3)を実感してもらうために、「マンダラート」を導入しました。
「魔法」というキーワードを中心に、どんなテーマや問題点や言葉が思い浮かぶかを実際に試してもらい、みんなの選んだ言葉をホワイトボードに書き出していく、ということをしました。
少しでも「研究っぽいこと」を実感してもらえたら、という思いでした。

蒸し暑い中、オープンキャンパスに来てくれて、僕の模擬授業を選んで受講してくれて、ありがとうございました。
4月にまた、皆さんと会えるといいな、と思っています。

また、8月・9月にもオープンキャンパスがありますので(僕は模擬授業はもうやらないけど)、ぜひ遊びに来てください。