「けいおん!」シンポ、いよいよ明日。

表題にもあるように、いよいよ明日、「けいおん!」のシンポジウムがあります。
現在、口頭原稿をまとめているところです。

会場となる「ウィルあいち」というところは、男女が社会に共同参画していくことを支援する組織の拠点です。
そこで行われる「あいち国際女性映画祭」の一企画として、「けいおん!」のシンポジウムがあるわけです。
つまり何が言いたいかというと、フェミニズム理論やジェンダー理論のこれまでの蓄積というものを、様々な立場の当事者たちがそれぞれの程度に応じて意識しながら映画を観るという、そういう規範がゆるやかに共有されている状況で、シンポジウムが開催されるわけです。

それで、つまり何が言いたいかというと、僕自身の発表・発言も、そうした規範とは無関係でいられない、ということなのです。
しかし、ある種の目的性を有した政治的実践に、僕自身がそのまま身を宿す必要もどこにもないわけで。
(ちょっと婉曲的かな)

そもそもフェミニズム理論やジェンダー理論(クィア理論も)っていうのは、社会の中で意識させられる(背負わされる)自らの「性」に対し、なにがしかの違和感を抱いた当事者たちによってバージョンアップされていったものです、よね?
当事者意識が重要、ということですよね?

とするならばですよ、僕は自分の性(性別)を「透明」にして喋るわけにはいかないのです。

「オタク男性」として、明日は話すより他はない。

がんばります。