広瀬正浩「昭和文学と音楽」

久々のブログ更新です。


さて、昭和文学会の機関誌『昭和文学研究』第65集(2012年9月)に、研究動向「昭和文学と音楽」を寄稿しました。

昭和期に生まれた文学作品と音楽との関係を対象とした文学研究/批評について紹介する、という趣旨の文章です。

本文にも書いたのですが、一番の原因は僕の能力不足であるとはいえ、文学と音楽とを重ね合わせて論じる事例をたくさん紹介したくても、それほど紹介できませんでした。
音楽は映画とは異なり、「物語」に還元できない部分を多く含んでいるので、事例そのものが少ないんですよ。
ですが、それでも、研究の蓄積はあります。

僕の今回の文章を読んでくださった方の中には、「私の研究が紹介されていない!けしからん!」という方もいらっしゃるかと思います。
そうした方には、本当に申し訳ございません、と平謝りするしか他にありません、はい。
やはり、僕自身の能力不足が大きいんです。

とはいえ、僕に執筆の依頼をしてくださった編集委員の先生方には感謝申し上げます。
ありがとうございました。


けいおん!』シンポジウム、いよいよ今週末になってきました。
だいたい言いたいことはまとまってきたのですが、どういう「キャラ」になりきってそれを話すか、そこで悩んでいます。