シューゲイザーに恋をして

僕はパソコンを使って音楽を作っています。
Logic Proというソフトを使っています。
10年以上前、まだ僕が大学生の頃は、Fostexの4tr MTRで「宅録」をしていました。
その頃に比べれば、無限トラックで高音質録音、コピペも簡単……と、ずいぶん便利な世の中になったものです。

基本的に僕は、楽器は「弾けない」、ということで通しています。
とりわけギターは弾けない。
自分の楽曲にギターの音を取り込めないということで、これまでも随分工夫してきました。
アナログライクなシンセの低音で「ブビー」って音を鳴らしてそれをギターのように聴かせたりとか、いろいろです。

ところが昨年末、重い腰をあげてようやく購入しました。 Real LPC 。

これはギター(レスポール)の音色を再現してくれるソフトウェア・シンセです。
ただ、まだうまく使いこなせていないのが現状です。

しかしそれでも、Logicのエフェクト(オーバードライブとかコーラスとか)をかけて、Midi鍵盤でコードをバーンと押さえると、シューゲイザーサウンドが出来上がります。
これはフィードバックのノイズ音で空間的な広がりを作り出す、パッドとしてギターの音色を使うサウンドです。
……結構自分的にツボなサウンドです。
先日You Tubeに投稿した「Cream Soda」という曲も、Real LPCを使いました。

で、シューゲイザーいいじゃん!って思って、いろいろ聴こうと思っていた矢先、LAMAのナカコーのツイートで「ジーザス」という言葉に触れたのがきっかけで、今聴いているのが、The Jesus & Mary Chain です。
主にアルバム『Automatic』や『Honey's Dead』を聴いています。
まずメロディが良い。そしてギターの音が格好良い。

大学時代、地元の楽器屋で、シンセ大好きな店員さんから『Honey's Dead』を薦められたんだよね〜。
シンセが好きな人間でも聴けるよ〜って。
しかし当時の僕は P-Model平沢進 一辺倒で、全く聴こうとしなかったんです。
本当、勿体ないことをした。

You Tubeへの初投稿は、ミクの歌唱でしたが、今度は自分の声を素材にしてみたい。
……別に歌い上げたいわけではない。シューゲイザーサウンドに合うような声の加工をしてみたいんです。

頑張ります。