アニメ・マンガ

声優についての私論(2013/01/15)

公私ともに声優について興味・関心がある、僕です。 (「公」ってどういう意味だ!)いずれ声優については論文を書こうと思っているわけですが、そのための準備段階として、声優についてその時その時に思うことを、このブログでメモしておこうと思うわけです…

『AMNESIA アムネシア』

録りためていたTVアニメの中から、『AMNESIA アムネシア』を見ました。記憶を失ってしまった主人公(女の子)が周囲の男の子たちとのかかわりの中から、自分は誰であるのかを手探りで探していくという物語としてスタートしましたね。 でも、オリオンという…

『オトナアニメ』Vol.27 ラブコメアニメ完全読本

このブログでも、ラブコメラブコメと言ってましたし、来年度の文学史の授業でラブコメを扱うんだ、ってギャーギャー言ってましたが、そんな中、こんな雑誌が出てしまいました。 『オトナアニメ』Vol.27 ラブコメアニメ完全読本めちゃくちゃタイムリーじゃな…

アニメ版『四畳半神話大系』

今日(昨日?)の「テクノロジーと文学」の授業では、アニメ版『四畳半神話大系』をとりあげました。 これは前回の授業で『魔法少女まどか☆マギカ』における〈ループ〉の問題の継続として、です。でもなぜ、「テクノロジーと文学」において〈ループ〉を扱う…

『オトナアニメ年鑑2013』

洋泉社MOOK 別冊オトナアニメ『オトナアニメ年鑑2013』(2013年1月)なる本を買いました。 2012年版を持っているから、という理由もありますが、今回のは2012年版以上にアニソンについて手厚くって。 今年ぐらい、アニソンのライブイベントに参加してみたい…

プリキュア初心者の僕の疑問

いま放送中の『スマイルプリキュア!』がプリキュアデビューの僕にとっては、次回作『ドキドキ!プリキュア』のある一点が、謎で謎でしょうがない。どうして、ピンク色の髪の子(相田マナ)が変身すると黄色になるんだ?いまの『スマイルプリキュア!』の場…

2013年1月からのアニメ

また新しい季節が始まります。……そう。アニメの放送の、です。現時点で気になっている、というか、録画するつもりのものは…… ・俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる ・みなみけ ただいま ・AMNESIA(アムネシア) ・たまこまーけっと ・ささみさん@がんばらな…

小原篤『1面トップはロボットアニメ』(日本評論社)

昨年の夏に僕が関わったシンポジウムが、朝日新聞デジタルで取り上げられたことについては、このブログでも紹介したことがありますが、そのときの記者である小原篤さんが、このような著書を出されました。 小原篤『1面トップはロボットアニメ 小原篤のアニ…

「けいおん!」第1話だけで分かるなんて、さすがですね。

最近、このブログで僕が書いていることは、何かに対する批判ばかりのような気がする。 それって、良い傾向なのだろうか? だけど、研究者としての僕にとってそれは「頭が動き始めた」ということを意味しているんですよね。 研究って、もちろん「好き」とか「…

子どもは大人を否定し、乗り越える

ずいぶん前に録画していた、『エウレカセブンAO』の完結編を、昨日見ました。時間をめぐるSF的設定は、僕の理解が追いつかないところがあるので、何度か見直してみようとは思います。 だけど主人公たちのパッションについてなら、今の僕にも少しは書ける…

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』についての追記

前回の記事でも話題にした、ヱヴァ新劇場版:Qなのですが、それからいろいろ思ったことがあったので追記します。僕はまだ1回しか映画を観ていないのですが、その現時点での印象としては、「そんなにシンジは逃げていない」というものでした。 そりゃあ、自…

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』を観て

引き続き、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』についてです。 まだ上映中の作品ですし、あんまり中身に立ち入るべきではないですよね。 いわゆるネタバレを避けないとね。前回の「破」で綾波を助け出したシンジだったわけですが、そのこと自体が「セカイ系」…

「巨人兵」ではなく「巨神兵」ですから! 残念!

今日、名駅のミッドランドスクエアの映画館で、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』を観に行きました。 あ〜、1人で観に行きましたけども。 さっそく思ったことを書こうと思うわけですが、ヱヴァ本編と、同時上映であった「巨神兵東京に現わる」の二つをそれ…

『中二病でも恋がしたい!』見終わって

このブログでも何度か言及したことのあった『中二病でも恋がしたい!』。 昨夜、録りためたアニメを見てる中で、最終回を見ました。まあ想像したとおり、六花ちゃんは「邪王真眼の使い手」に戻り、「ダークフレイムマスター」と契約を結んでめでたしめでたし…

現時点で思う『中二病でも恋がしたい!』

タイトルの秀逸さと、小鳥遊六花ちゃんの可愛さ目当てで観ているアニメ『中二病でも恋がしたい!』。 現時点で思うことを、メモしておこうと思います。 もちろん、今後の物語の展開次第では、僕のメモも「的外れ」になるかもしれません。 でも、それならそれ…

ミト、すごいね。

ちょっと古い記事になりますが、ナタリーの特集記事で、クラムボンのミトが取り上げられていました。 http://natalie.mu/music/pp/clammbon02いろいろな音楽雑誌を読んでいても、ミトはアニメが好きだということが書いてあったし、僕がCDで買った竹達彩奈「♪…

『デュラララ!!』と、「つながり」の可視化

昨日は「テクノロジーと文学」という授業で、『デュラララ!!』を扱いました。今回のテーマは「ネットの動員力」。まずは津田大介の『動員の革命』(2012年、中公新書ラクレ)に言及。 津田さんの論は、ツイッターやフェイスブックなどのソーシャルメディアが…

授業で『ソードアート・オンライン』を扱う

今日の4限に「テクノロジーと文学」という授業がありましたが、そこで小説/アニメ『ソードアート・オンライン』を取り上げました。 アバターの身体感覚というものについて考えてもらうキッカケとして、です。 といっても具体的にとりあげたのは、第1話と…

疲れて、泣けて

11月に入って、はじめてのブログとは……。ご無沙汰もいいところですね。ブログを更新していない間、僕は精神的にちょっと参っていました。 来年度の3年ゼミの選考があったのです。僕が勤務する大学では、大学3年生からゼミに所属して、自分の関心のある領域…

『PSYCHO-PASS サイコパス』第1話を見ての感想

脚本が虚淵玄で、制作がProduction I.Gということで、「絶対注目しなきゃ」と思っていたこのアニメ。 雑誌『TV Bros.』9.22-10.12で、このアニメが特集されていて、そこで初めて「総監督 本広克行」ということを知り、「……えっ」と思った次第。 この人って、…

最近の僕とアニメ

ブログを書こうとすると、アニメのことばかりになってしまうんですが。朝日新聞が、「東海を元気にするマガジン型新聞」ということで『asahi +C』という新聞内新聞を発行しました。 第2・第4日曜日に発行ということで、今日(2012年10月14日)のが創刊号…

絆は呪い(じゃない) 〜高屋奈月『フルーツバスケット』を考える〜

また、ブログを書かない日々が続いてしまった。 こういうものって、「書くぞ」という意志がないと、とても書けないものですね……。 僕はツイッターとかFaceBookとかのSNSをやっていないけれど、ああいうものも意志が必要なのかな。 毎日のようにネットには繋…

アゴが、強調されている!

僕個人としては、次の課題に取り組んでいきたいと思っているところですが、あの例の「けいおん!」シンポは、そんな僕の後ろ髪(←ないけど)を引っぱってくる。「朝日新聞デジタル」の「小原篤のアニマゲ丼」というところで、シンポが取り上げられているんですよ…

1週間前を振り返り

ああ、「けいおん!」シンポから1週間が経ったのですか。その間、全然ブログを更新しませんでしたね。あのシンポに来場されていた方のどなたかが、どうやら詳細にメモをとられていたようで、シンポのレポートのようなものとしてネットの掲示板にあがってい…

「けいおん!」シンポジウム、一昨日終了!

一昨日(9月8日)は、あいち国際女性映画祭で、映画「けいおん!」の上映とその後のシンポジウムに「パネリスト」として参加してきました。 いやぁ、終了してホッとしました。 終電にも間に合い、朝帰りすることもなくホッとしました。 今までずっとパネル…

「けいおん!」シンポ、いよいよ明日。

表題にもあるように、いよいよ明日、「けいおん!」のシンポジウムがあります。 現在、口頭原稿をまとめているところです。会場となる「ウィルあいち」というところは、男女が社会に共同参画していくことを支援する組織の拠点です。 そこで行われる「あいち…

妖精さんの、おさとがえり その他

久々のブログ更新です。昨日は、僕の本務校である椙山女学園大学のオープンキャンパスが開催されました。今回は模擬授業などの担当はなかったのですが、訪れてくれた高校生やそのお母さんたちに、学部学科の話などをさせてもらいました。 前回(7月)に僕の…