2013年1月からのアニメ

また新しい季節が始まります。……そう。アニメの放送の、です。現時点で気になっている、というか、録画するつもりのものは…… ・俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる ・みなみけ ただいま ・AMNESIA(アムネシア) ・たまこまーけっと ・ささみさん@がんばらな…

小原篤『1面トップはロボットアニメ』(日本評論社)

昨年の夏に僕が関わったシンポジウムが、朝日新聞デジタルで取り上げられたことについては、このブログでも紹介したことがありますが、そのときの記者である小原篤さんが、このような著書を出されました。 小原篤『1面トップはロボットアニメ 小原篤のアニ…

「けいおん!」第1話だけで分かるなんて、さすがですね。

最近、このブログで僕が書いていることは、何かに対する批判ばかりのような気がする。 それって、良い傾向なのだろうか? だけど、研究者としての僕にとってそれは「頭が動き始めた」ということを意味しているんですよね。 研究って、もちろん「好き」とか「…

昨年末のレコード大賞で

昨年末は自分の体調絶不調もあり、子どもたちの体調も芳しくなかったこともあり、あまりテレビも観られなかったかな。 とは言え、ダウンタウンの「笑ってはいけない〜」は見ていたし、レコード大賞も少し観てしまったわけで。 そのレコード大賞について。大…

『メタフィクションの圏域』いただきました。

著者の方から、次のような本をいただきました。 西田谷洋・五嶋千夏・野牧優里・大橋奈依『メタフィクションの圏域』(花書院、2012年)内容(目次)も紹介させていただくと、 ・はじめに(西田谷洋) ・岩手県を「翻訳」する〈イーハトーヴ〉(五嶋千夏) …

平野啓一郎『私とは何か』ふたたび

このブログでも既出の平野啓一郎『私とは何か』(講談社現代新書)。 前回はわりと好意的なところを取り上げたと思いますが、読み進めていくうちにやはり、つまづくところもあったので、それについて書こうと思います。平野さんの言う「分人主義」とは、「個…

あけましておめでとうございます

本年もよろしくおねがいします。昨年はたくさんの読者に恵まれて、僕もいろいろと書くことができました。 いろいろ……と言っても、アニメと音楽と本のことばかりですが。 多分その傾向は今年も変わらないと思いますが、今後も引き続きよろしくお願いします。

平野啓一郎『私とは何か』講談社現代新書

最近調子よくブログを毎日更新していたのですが、体調不良により、また数日ブランクが空いてしまいましたね。そんな体調不良の中、細々と読んでいるのが、平野啓一郎『私とは何か 「個人」から「分人」へ』講談社現代新書です。 まだ読みかけなんですけどね…

子どもは大人を否定し、乗り越える

ずいぶん前に録画していた、『エウレカセブンAO』の完結編を、昨日見ました。時間をめぐるSF的設定は、僕の理解が追いつかないところがあるので、何度か見直してみようとは思います。 だけど主人公たちのパッションについてなら、今の僕にも少しは書ける…

おかしなこと言ってるぜ

今日は午前中は、自動車免許の更新に行ってきました。 優良ドライバーってことで。30分ね。 ベテランのおじいちゃん講師が「事故するとみんな不幸になるよ」という話をしてくれて、いつもだったら眠たくなってしまう僕ですが、今日はしっかり聴いたよ。 でも…

最近毎日ブログ書いているけど

自分でもビックリしてしまうのだが、最近毎日ブログを書いている。 これはどうしたことか。 自己分析するに、たぶん、ツイッター始めたからではないか、と。 ツイッターで何か呟いてみたときに、「あ、これはツイッターで書けることではないな」ということを…

ラブコメ論、だんだん見える

このブログでもたびたび問題にしてきた、日本文学史とラブコメ。 タイトルは「近代文学の(不)可能性としてのラブコメ」でやろうと思っているわけですが、具体的にはどういう授業をするか、自分のなかでだいぶイメージができてきました。ラブコメでモチーフ…

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』についての追記

前回の記事でも話題にした、ヱヴァ新劇場版:Qなのですが、それからいろいろ思ったことがあったので追記します。僕はまだ1回しか映画を観ていないのですが、その現時点での印象としては、「そんなにシンジは逃げていない」というものでした。 そりゃあ、自…

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』を観て

引き続き、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』についてです。 まだ上映中の作品ですし、あんまり中身に立ち入るべきではないですよね。 いわゆるネタバレを避けないとね。前回の「破」で綾波を助け出したシンジだったわけですが、そのこと自体が「セカイ系」…

「巨人兵」ではなく「巨神兵」ですから! 残念!

今日、名駅のミッドランドスクエアの映画館で、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』を観に行きました。 あ〜、1人で観に行きましたけども。 さっそく思ったことを書こうと思うわけですが、ヱヴァ本編と、同時上映であった「巨神兵東京に現わる」の二つをそれ…

『中二病でも恋がしたい!』見終わって

このブログでも何度か言及したことのあった『中二病でも恋がしたい!』。 昨夜、録りためたアニメを見てる中で、最終回を見ました。まあ想像したとおり、六花ちゃんは「邪王真眼の使い手」に戻り、「ダークフレイムマスター」と契約を結んでめでたしめでたし…

昨日は忙しかったし楽しかった。ゼミ関係で。

まずは、4年生のゼミがありました。 映像作品を見て、それについて議論し合うという「ゼミっぽいの」をやりました。 もう卒論提出後の授業になるからね、個人の研究に関連したゼミではないのです。 で、扱った素材が、今敏監督『千年女優』。 みんなには、…

ラブコメ論、なんとかいけそう!

来年度はいろいろあって、今年よりも大学で担当する授業が少なくなりそう。 (ていうか、今年がイレギュラーに多かった。徹夜もそのせいだぁ!) もちろん、3年・4年のゼミはしっかりあるし、卒論指導もバッチリやるつもりだけれど、講義の授業が少なくな…

ミュージックビデオ研究ってどうやるの?

先週と先々週の水曜日の椙山での「テクノロジーと文学」の授業で、ミュージックビデオの可能性について講義しました。 まあ、歴史というか教養的なところで、MTVの放送開始の話(バグルス「ラジオスターの悲劇」)とかマイケル・ジャクソン「スリラー」の…

アクセスカウンター

2012年12月18日より、このブログにアクセスカウンターをつけてみました。 閲覧してくださっている方は、それほど多くはないと思うのですが、発信するという自らの行為を相対化するための実験として、カウンターを設定したわけです。 別に閲覧数を増やすこと…

卒論執筆、お疲れさまでした!

昨日(12月17日)は、僕の本務校における、卒業論文提出期限でした。僕の今年の4年生のゼミ生は12人でした。 早くから準備して早々に完成させてしまっている学生もいれば、ギリギリまで頑張って執筆していた学生もいました。 論の組み立てとか進め方とかは…

選挙に行ってきました

今日は衆議院議員選挙の投票日でしたね。僕も近所の投票所に行って投票してきました。自分がどういう政治的立場にあり、どのような候補者を支持しているかということについては、ここには書きません。 そういうメッセージを伝える場としてこのブログを考えて…

商品のお薦め=やらせ、という図式だなんて

最近、芸能人のブログなどで、ペニーオークションで落札してもいない商品について褒めちぎっているということが、問題になっていますよね。 お金もらって商品のお薦めを書いている、とか言われています。僕はこのブログで、アニメとか音楽とか文学作品とかを…

LAMA『Modanoca』

久しぶりに音楽の話です。 LAMAの新譜(アルバム)が出ました。『Modanoca』! 言うまでもなく、聴きまくっています。シンセサイザーの音が好きで、打ち込みが好きで……という僕にとっては、いわゆる「ロック」はあまり得意ではありません。 一時期のBoom Boo…

現時点で思う『中二病でも恋がしたい!』

タイトルの秀逸さと、小鳥遊六花ちゃんの可愛さ目当てで観ているアニメ『中二病でも恋がしたい!』。 現時点で思うことを、メモしておこうと思います。 もちろん、今後の物語の展開次第では、僕のメモも「的外れ」になるかもしれません。 でも、それならそれ…

ミト、すごいね。

ちょっと古い記事になりますが、ナタリーの特集記事で、クラムボンのミトが取り上げられていました。 http://natalie.mu/music/pp/clammbon02いろいろな音楽雑誌を読んでいても、ミトはアニメが好きだということが書いてあったし、僕がCDで買った竹達彩奈「♪…

ラブコメ再考

この僕のブログを読んでくださっている方から、ラブコメについていろいろ意見を頂戴しました。・モーツァルトのオペラ「コジ・ファン・トゥッテ」 ・ドニゼッティの「愛の妙薬」 ・森見登美彦「四畳半神話大系」「夜は短し歩けよ乙女」などありがとうござい…

ラブコメって何?

表題のように「ラブコメって何?」なんて書くと、ラブコメというものについてイチャモンつけているような、そんなニュアンスに読めるかもしれない……。でもそんな意図は、毛頭無いです。ラブコメというものについて、考えてみたいなあと思っているのです。し…

『デュラララ!!』と、「つながり」の可視化

昨日は「テクノロジーと文学」という授業で、『デュラララ!!』を扱いました。今回のテーマは「ネットの動員力」。まずは津田大介の『動員の革命』(2012年、中公新書ラクレ)に言及。 津田さんの論は、ツイッターやフェイスブックなどのソーシャルメディアが…

カラダとココロの結びつき?

タイトルだけを見ると、何やら哲学的な、もしくは性愛的なものをイメージするかもしれないけれど、何と言うことはない、単に、体調不良で元気がない、ということを言いたいだけです。金曜日の勤労感謝の日から続く3連休があったわけですが、木曜日から体調…