授業

国際文化フォーラム、おわる

昨日、このブログでも以前ご紹介した、椙山女学園大学国際コミュニケーション学部のイベント「国際文化フォーラム」が開催されました。「メタモルフォーゼ 〜「変身」する私たち〜」というテーマで、3人の発表をうかがいました。 僕はタイムキーパー的司会と…

台風、休講

台風、近づいてきていますね。今日は、午後に会議(学生も参加するもの)が入っていましたが、台風のせいで午後から休講になり、会議も延期となりました。帰りの電車が運休になるといけない、と思って、僕も仕事を早く切り上げて大学を出たのですが、地下鉄…

国際文化フォーラムの案内

久々のブログ更新です。6月に入りました。6月の土曜日は、毎週予定が詰まっています。 もう、週休1日状態でいきます。ご案内できるイベントとして、6月23日に開催予定の「国際文化フォーラム」があります。 これは僕の本務校・椙山女学園大学の国際コミュ…

約束を守る!?

昨日、自分の勤める大学で、教育実習をひかえた4年生を対象とした「教育実習事前指導・講演会」なるものを開催しました。そこで、「生徒と信頼関係を築くにはどうしたらいいのか」ということが話題になっていたので、僕も僕なりに答えを考えていたんですが…

3年ゼミの親睦会

昨日の活動の報告(その2)。昨夜は3年ゼミの親睦会でした。 千種駅周辺にある某イタリア料理屋で、やりました。 本当は7名の学生が来るはずだったんですが、残念ながら1名が体調不良ということで、6名の学生と僕とで親睦を図る会を開いたわけです。普…

アニメ・マンガ研究支援プロジェクト、初回ミーティング

昨日の活動の報告(その1)。僕が勤めている椙山女学園大学の国際コミュニケーション学部で、複数の教員といっしょに、今年度から「アニメ・マンガ研究支援プロジェクト」なるものを立ち上げました。 アニメやマンガについて考えてみたい、研究してみたい、…

絶望的 その2

昨日の3年ゼミでのことだ。学生の皆さんが「新入生の研修のときの先生の余興が見たい」と言ってくれたので、調子に乗って、ユーミンの「やさしさに包まれたなら」の初音ミクとのデュエットを実演したわけですよ。ところが、スマホで動画を撮るということで…

絶望的 その1

......はぁ。パソコンに挿さっている状態のままのUSBメモリなのに、「勝手に抜かないで」というエラーメッセージが画面上に出たので、「何ぞとぞ!」と思っていたら、データが消えちゃった。 しかも消えたのは、昨年度の授業プリントのデータ。今年度も参考…

学外研修

ひさびさのブログ更新です。一昨日と昨日は、本務校の新入生を対象とした学外研修で、三重県の鳥羽と伊勢に行ってきました。 天気が悪かったので、2日目の伊勢の散策がちょっと大変かなと思っていたのですが、散策の途中から雨も上がり、とても気持ちの良い…

授業が終わった

今日は、先月に休講にした授業(「近代日本文学読解」という科目)の補講をしたんですが、この授業が終わったことで、授業準備の必要な2011年度の授業は終わったことになります。 (あとは来年度に向けての説明を行う3年ゼミがあるけれど)何のストックも無…

大学での音楽制作

椙山女学園大学国際コミュニケーション学部の表現文化学科で、 〈表現セミナー〉というのがあるのですが、 そのなかの企画の一つとして、コンピュータを使って音楽制作をする、というのがあります。夏休みに1度だけ、僕の私物のパソコンを使ってガイダンス…

オープンキャンパス、模擬授業、終了

昨日は天気が悪い中、オープンキャンパスが行われました。 僕は午前の部の模擬授業を担当。 「音楽文化論入門 「ツンデレ」を探せ!」というタイトルの授業です。 パフュームの「Puppy Love」という曲の中に「ツンデレ」という言葉があるんだけど、その「ツ…

模擬授業の準備

今度の土曜日(8月20日)のオープンキャンパス内で行う模擬授業のための準備をしているところです。 基本的に、表現・文化に関心がある(と思われる)高校生向けの内容というわけですが、文化を研究するということを考えている初学者にもアピールできる内容…

金曜日のこと

いよいよ、前期最後の授業、ということになりました。まず、日本文学史の授業。 今までの復習をやりながら、現実がフィクションによって規定されているんだということを話しながら、フィクションについて考えることの社会的意義を確認して終了。 前期は通史…

コミュニケーションを通じて生じる意味

最近ブログの更新はゼミが終わった翌日か翌々日ばかりみたいなんだけど。昨日もゼミでした。学生による再発表の3日目で、3人の学生による発表。それぞれ別の作品を論じてきた上で昨日の発表があったのに、3人とも、コミュニケーションを通じて生じる意味…

非日常や非現実

昨日はゼミでした。学生による再発表の2日目で、3人の学生による発表がありました。3人ともそれぞれ別の作品を過去に論じているわけですが、そのうちの2人は奇しくも、非日常や非現実といったことにこだわりをもった発表で、非日常や非現実というものに…

ゼミ、学生再発表スタート

金曜日のゼミでは、学生による再発表が始まりました。 当初は3人による発表の予定でしたが、そのうちの1人が体調不良のため、2人の発表となりました。2人とも、1回目の発表よりも充実していたんじゃないかな。1人は文学理論を勉強し直したという発表で…

そう言えば、昨日のゼミでは

語りの問題を考えてもらいたくて、アニメ映画『千年女優』の一部と『パプリカ』の一部を見てもらいました。それにしても、今敏監督がもうこの世にいないなんて……。ゼミ終了後には、オープンキャンパスで使うゼミ紹介パネルの作成のために、4人の学生さんに…

国際文化フォーラムでの報告

今日は、国際文化フォーラムという学部のイベントに参加。基調報告をする立場として、ボーカロイドについて報告してきました。基調報告:「ボーカロイドの身体 電子の声を聴くこと」これは昨年夏に日本近代文学会東海支部で発表したものを、学部生向けにアレ…

昨日のゼミ

昨日は、村上春樹「アイロンのある風景」と、川上弘美「神様」「草上の昼食」のゼミ発表がありました。村上春樹論の発表は、小説の中の言葉をメタファーとして捉え、それぞれが何を意味するかをたどりながら、小説全体の中で意味の整合性を図ろうとするもの…

コンピュータを使った音楽制作実践

僕は、APPLE Logic Pro と ABLETON Live を使って、音楽制作をしています。 今までそれは、ほとんど趣味というか、「自分が聴きたい音楽を自分で作る」目的で行ってきたものでした。ところがこのたび、学科内の企画として、学生による音楽制作の実践をサポー…

椙高3年生向けの

今日は、椙高3年生向けの大学説明会でした。雨の中、未来の学生たちがやって来てくれました。高校生を前に、いつものように自分を「オタク」だと自己紹介してしまう、あいかわらずの僕。2週間後にボーカロイド関係でシンポをすることになっているので、つ…

昨日のゼミ

昨日はゼミでした。川上弘美「星の光は昔の光」と村上春樹「かえるくん、東京を救う」についての、2名の学生による発表。「えび男くん」を「異形」とするのは、確かに変です。でも、彼が大人と子どもの境界上にある存在、と捉えれば、他の短編に出てくる「…

ぼーっとしてたら

ブログの更新を忘れていた。ここのところ、地鎮祭とか子どものお宮参りとか、家族がらみの行事が目白押しで、土日が結構つぶれていたりして、自分の日常を振り返る機会を逸していました。先週金曜日のゼミは、太宰治の「親友交歓」と「ヴィヨンの妻」の発表…

コミュニケーションの物語

金曜日のゼミは、村上春樹「神の子どもたちはみな踊る」と太宰治「トカトントン」について、二人の学生がそれぞれ発表してくれました。2作品の共通点を強引に指摘するとなると、それは「コミュニケーションの物語」ということになるかもしれない。「神の〜…

自分なりの物語を

先ほど、ゼミが終わりました。今日は村上春樹「蜂蜜パイ」と川上弘美「夏休み」についての発表でした。 寓話的要素の強い両作品を、発表担当の学生さんは自分なりの解釈(物語)で描きだしてくれました。 それらの物語をより客観的(恣意的じゃないという意…

教職関係の講演会

今日(土曜日)は、教育実習に向かおうとする4年生を対象とした、教職関係の講演会がありました。講師を務めてくれたのは、現在専任教員として頑張っている卒業生や、昨年教育実習を経験した卒業生でした。みんな、大変だったことや工夫したこと、そしてや…

昨日のゼミ

昨日(金曜日)のゼミでは、太宰治「桜桃」と川上弘美「離さない」の発表でした。学生によるゼミ発表はこれがスタートだったので、担当してくれた2人の学生さんは手本とする学生発表がないまま発表してくれたので、手探りだったでしょう。「桜桃」を発表し…

「ネタ」について

今日は非常勤先で、「メタ」とか「ネタ」とか「ベタ」とかの話をしました。 説明後、学生に、身近な出来事の中で「ネタ」として行われていることについて挙げてみて、というお題を出したんだけど、…僕の説明が悪かったのかもしれないけれど、それはちょっと…

マンダラートを見ながら

先々週の学部1年向けのゼミの時間に学生に書いてもらった、「マンダラート」(のようなもの)を眺めながら、それにコメントをつける作業をしてました。いま終了。マンダラートを通じて、みんなが自らの思考の傾向をうまく掴まえながら、アニメや小説などを…